歌ってみたのミックスを簡単にやってみよう

こんにちは!Nonです。


今回は前回の歌ってみたのミックス~実際にエフェクトを触ってみよう~で説明した内容を読んで、「どうしてもどう調整すればいいのか分からない!」という方に向けた記事となっております。


この記事を最初から読むのも良いですがミックスというのはケースバイケースですし、ここを触ったら音がどう変わるのかということも自分で試して知っておかないと逆にミックスで音質をひどくしてしまうことになります!


各エフェクトの原理は上記の記事の中で詳しく説明しておりますのでぜひそちらを読んでからこの記事にお進み下さい。






まずは大体のボーカルのEQポイントをお伝えしていきたいと思います。


EQは基本的には要らない音をカットしていく感じです。



・20Hz~80Hz

この辺りは人間の耳には聞こえない周波数なので、シェルビングでバッサリカットします。

車の音や足音の音にもこの周波数がたくさん含まれています。

聞こえないならカットしなくてもいいじゃん!って思うかもしれませんがいらない音があると最終的に音圧が上がりにくくなるのでいらないところはどんどん削り落としましょう。

SSR_sign.png

EQカーブはこんな感じ(下手な絵ですみません笑)


・100Hz~300Hz

この辺りは声の重みのような低い成分があります。

声質がダークな感じの男性ボーカルや低音が得意な男性の方だとここをちょこっとブーストしてやると声の感じが活きる人もいます。

基本的にはこもりの原因となることが多いのでカットした方がいいと思います。


・800Hz~1kHz

この辺りは声の芯にあたる部分です。

音が細いなと感じたら少しブーストしてもいいかもしれません。

あまりブーストしすぎると鼻づまりみたいな声になるので注意。

基本的にはあまりいじらなくてもいいと思います。逆に出すぎてる場合はカットしてください。


・2kHz~3kHz

この辺りは声のハリや抜けにあたる部分です。

オケに埋もれる場合はこの辺りをブーストしてみてください。気持ちよく前に出てくる部分があるはず。

しかしここはキンキン耳障りな部分でもあるのでブーストしすぎには注意。もちろんカットするケースもあります。


・4kHz~8kHz

ここも声の抜けに関わってくるところですが抜け方がうるさくないのでブーストしやすいところではあります。

あげすぎはもちろんダメですが、ここは結構気持ち良い帯域なのである程度はブーストしても大丈夫です。


・10kHz~

ここより上は空気感というか息づかいを感じられるところです。

シャリシャリ感を出したい時にとかにブーストするのも有効です。




ブーストブーストって言ってますが基本的にはカットだけで音作りして後から欲しいところをちょこっとブーストするぐらいでいいと思います。

ブーストばかりで音作りしていると悪い方向に行きがちなのでカットを心掛けましょう。

なんか変な音だなと思ったらどこかの周波数が出すぎているのでQを狭くしてブーストしてみてその気持ち悪い音がどこなのか探して見つかったらそこをカットします。

カットにしてもブーストにしても3.5db以上は動かさない方が良いです。声質が変わってしまいます。




最終的にこんな感じのEQカーブになりました。

SSR_sign (1).png

カットしたところにカットと書きました。(字が汚いですすみません笑)

周波数の位置はあくまで目安なのであまり気にしないで下さい。





次はコンプレッサーの設定の仕方です。

アタックタイムは5ms、リリースタイムは50msぐらいにしておけば大きな失敗はないと思います。

レシオは3:1にしてみてください。

スレッショルドですが、これに関しては音源によってかなり変わってくるのでなんとも言えません。

しかしゲインリダクションというものがあって、これを一番大きな声のところで-6db~-8db前後になるようにスレッショルドを下げるとよいです。

ゲインリダクションとはどのくらいコンプがかかっているのか一目で確認できるメーターのような場所です。






今回の記事は以上ですが、分からないことなどあればコメントなどで質問してくだされば答えるので遠慮なくどうぞ!








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